最後の扉・・・

多分・・・
いや絶対に・・・
    
そう思うと、なかなか手が・・・身体が・・・動かない・・・
    
セーブなんか出来ない・・・
やり直しなんかきかないんだ・・・
    
ベスト・・・
ベストなのか・・・?
    
解らない・・・
    
・・・どこかで踏ん切りをつけねばイケない。
解っている。
解っているはずだった・・・
    
・・・
    
・・・それが、
それが、今だ!
    
扉を強く押し開けた!!

扉の向こうに・・・

求めるモノ、求める答えが待っていする・・・
    
・・・いや逆に
求めぬモノ、求めぬ答えが待ち構えているのかも・・・
    
迷うな、前進以外に道はないのだから・・・
    
ま、一服ついてからで良いか・・・
前進以外、道はないのだから・・・

道化の仮面・・・

ヒシヒシと伝わる緊迫感・・・
    
装備を整えるるか・・・
    
久々だ・・・
    
久々に道化の仮面を外し、勇者の兜をカブル・・・
    
こんな兜、着けたところで意味が有るのか解らない・・・
    
でも・・・
でも・・・な・・・
    
道化の仮面、此処に置いて行こう・・・
    
戻る時が有れば・・・
    
戻るコトが出来たなら・・・
    

真暗きミチを・・・

前へと進む・・・
今来たミチは、闇に飲まれ消えてユク・・・
戻れるミチはない・・・
戻れる場所も・・・
    
ふっ、前に進めば良いだけぢゃん。
    
軽薄?
    
いや、真だ。